2025年6月、キューピーが育児食(ベビーフード・幼児食)の生産を2026年8月末で終了すると発表しました。
「うちの子が大好きだったのに…」「なぜ終わるの?」という声がSNS上にもあふれ、子育て世代で大きな話題になっています。
この記事では、
- 生産終了の理由
- 買えるのはいつまでか
- 代替できるベビーフード紹介
を解説します。
キューピーのベビーフードが生産終了の理由
キューピーは2025年6月12日、公式リリースで育児食事業からの撤退を発表。
生産は2026年8月末で終了し、それ以降は在庫限りで販売終了となります。
生産終了になった理由は何なのでしょうか?
少子化による市場縮小
キューピーのベビーフードが生産終了になった理由1つ目は、『少子化による市場縮小』です。
日本では出生数が減少し続けており、ベビーフード市場も縮小。
育児食の中でも特に月齢に細かく対応した商品は、採算性の面で維持が難しくなってきたのではないかといわれています。
設備の老朽化とコスト高騰
キューピーのベビーフードが生産終了になった理由2つ目は、『設備の老朽化とコスト高騰』です。
育児食の製造には高度な衛生・品質管理が必要ですが、工場設備の老朽化や原材料コストの高騰もあり、これ以上の継続は困難との判断に至ったようです。

近年は自社の販売数量の低迷に加え、現資材価格やエネルギー費の高騰によるコスト増などの厳しい市場環境に直面しておりました。(中略)お客様に満足いただける品質を維持しつつ生産を継続することが困難であると判断し、誠に遺憾ながら生産・販売の終了を決定いたしました。
企業としても、とても苦しい決断だったことがわかりますね。
1年後ということは、現在離乳食を利用している多くのお子さんが幼児食に移行するころです。
この猶予期間は、現在キューピーの離乳食を利用しているご家庭への配慮といえるでしょう。
代わりになるベビーフード4選【今からチェック】
現在離乳食を食べている子どもたちは、生産終了時には幼児食に移行している場合が多いかもしれません。
ここではキューピー製品の代替品として、多くの家庭で利用されている安全・便利なベビーフードをリストアップします。
これから離乳食を始める家庭はぜひ参考にしてみてください。
代替品① 和光堂「栄養マルシェ」
- 特徴:月齢別の展開が豊富で、レトルト容器のまま食べられる
- ポイント:主食+おかずがセットになっており、外出時にも便利
代替品② ピジョン「管理栄養士監修シリーズ」
- 特徴:やさしい味付けと国産素材にこだわったシリーズ
- ポイント:小分けパウチタイプで冷凍保存もしやすく、アレルゲン対応も充実
代替品③ 有機まるごとベビーフード
- 特徴:国産有機素材と国産天然素材、食品添加物無添加にとことんこだわった国産素材ベビーフード
- ポイント:価格はやや高めだが質は高評価
代替品④ 宅配冷凍・下ごしらえサービス
- 例:パルシステム・コープデリ・noshなど
- 特徴:下ごしらえ済みの食材や冷凍離乳食を宅配。手作り派にも人気
- ポイント:忙しくても安心な「手作り感」+栄養管理が好評
キューピーベビーフード撤退にSNSの声
キューピーがベビーフードから撤退することに、子育て世帯からは悲痛な声が聞かれています。
キューピーが育児食から撤退すると聞いて
— ひより*体外/R6.5.10 (@hiyorin0908) June 12, 2025
絶望している、、、。
今でもこの瓶のやつとかお世話になってる
もし2人目が産まれてきても、お世話になるつもりだった、、、、。
この瓶無くなったらどうすりゃいいんだ、、、 pic.twitter.com/0TX7NIbBM6
キューピーが育児食から撤退すると聞いて絶望している、、、。

キューピーなら食べてくれるから助かってるのに~

キューピーの離乳食めちゃくちゃお世話になったから悲しい

キューピーほどの会社でも原材料高騰や少子化には勝てないんだ・・・
キューピーの離乳食が多くの家庭を支えていたことがわかります。
まとめ
この記事では、2026年にキューピーが離乳食事業から撤退する発表を受けて、
- 生産終了の理由
- いつまで購入できるのか
- 代わりとなるベビーフードの選び方
について詳しく解説しました。
突然の発表に戸惑う声も多い中、今できることは「必要な情報を知り、落ち着いて準備すること」。
生産終了までは約1年間の準備期間があります。引き続きキューピー製品を使いながら、お子さんに合った代替品を無理なく探していくことが、安心につながる第一歩となるでしょう。