※前ブログにて、2016年11月29日に投稿した記事です。
今も「選択肢を増やしたい」という思いは変わっていないので、こちらのブログにも残しておきます。
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わたしが産後(特に外出を控える3か月くらいまで)において最も重要だと考えていること
それは
『家族以外のだれか』に気にかけてもらっている
という感覚をもって育児ができることです。
自身の出産後、想像もしていなかった出来事がたくさん起こったり、経験したこともなく予想もしてなかった感情になりました。
そこでわたしが強く感じたこと。
『わたしのことは、誰に相談したらいいんだろう』
孤独感(のちに産後マタニティブルーと推測)
妊娠中は先生や助産師さんに定期的に話を聞いてもらえ、情報もたくさんもらえます。(40週を過ぎていたわたしは誘発分娩の日程も決まっており、最終的には一週間も空けずに診てもらっていました。)それが当たり前になっていましたがそれがいかに手厚かったかと産後思い知らされました。
妊娠中手厚かったというよりむしろ、退院後に何も知らない世界に『ぽいっ』と放り投げられたように感じました。
わたしが繋がっていた社会は「産院だけ」だったのです。
退院後、産院に相談していいのは『赤ちゃん』に何かあったときだけ
赤ちゃんに何かあるわけじゃない。だけど、おっぱいの咥えさせ方が上手くいかなかったり『なにか不安』っていう感情が常にある感じ。
里帰り中は両親が(仕事の休みをぬって主人も頻繁に会いに来てくれました)自宅に帰ってからは主人がとても良くしてくれました
でも、この気持ちを聞いて欲しいのは両親でも主人でもない
自分のことを気にかけてもらう、家族以外の、第三者が必要だったのです
『こんな気持ちになるのはわたしだけなの?』
不安で仕方なかったわたしが必死に情報を集めた結果(外に出れないのでネット!ネット!ネット!)『産後ケア』を知りました。(そして、この気持ちがわたしだけではないということも。)
『誰かに気にかけてもらえている』『なにかあったときも多分大丈夫』という感覚を持っていることは、本当に大きな安心感だと思います。
後に書く、産後のマタニティブルーに関しても、このときのわたしが『産後ケア』をうまく活用できていれば、全く違う過ごし方ができていたかもしれません。
知らないのは、ないのと同じ
このような経験があって、産後ケアが普及して『妊娠したら、産院を選ぶように、産後どう過ごすかを具体的に考えるのが当たり前の社会』になるべきだと思うのです。
具体的に考えるにはいくつも選択肢が必要です。
選択肢がたくさんある人が増える社会になることを理想と思ってます。
そのためにわたしに何ができるか。今の第一は娘と過ごす時間なので♡少しずつ考えていきたいです。
☆ちなみに☆春になり、娘と出掛けられるようになると徐々に負の感情は薄れていきました。どんどん子育て支援イベントに参加したり、妊娠前よりグッと積極的になりました本当に、マタニティブルーって恐ろしい。そのあとには幸せすぎる日々が待っていました♡
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