“誰かに気にかけてもらっている”
そんな感覚を持ちながら子育てできる社会の小さなきっかけに
こんにちは。3/20春分の日に、岡山ドームで行われたイベントに出店しました。
絵本屋さんとして2回目のイベント出店。今回も気づきが多く、でもお手伝いに来てくれた妹や同じく出店していた仲間の存在もあり、前回よりも肩の力を抜いて1日を過ごせました。
Instagramにほかにも当日の写真を載せていますので、よければ覗いてみてください。ストーリーズで随時、地域の子育て情報、サロン情報を紹介しています^^
絵本のある子育てをそばで感じられた日
当日は生憎の悪天候。屋外ブースがが中止になるなど心配もありましたが、そんななかでもたくさんの来場者の方がいらっしゃり、盛り上がりの1日となりました。
小さな人に絵本を手渡すのはそばにいる大人
初めましての方、絵本を買うぞ!と来てくださった方、お話に寄ってくださった方、新米ママの休憩所ブースにもたくさんの人が立ち寄ってくれました。
赤ちゃんのために絵本を読んであげたい
わたしが取り扱う絵本は、20年後も家庭にあり続ける絵本です。(なので数は非常に少ないです)
絵本にはそれぞれに手に取ったきっかけや思い出があり、正解も不正解も、良い悪いもありません。
しかし、乳幼児期の発達をしっかり考えられていて、そのときの小さな人の心をグッと掴む絵本は存在します。
- 初めての絵本は何にしようか
- 生後間もないし、絵本ってまだ早いかな
- 赤ちゃんとのコミュニケーション、なにがいい?
ぜひ力にならせてください。
お子さんの気持ちに寄り添う大人の背中
こういったイベントで絵本は目を引くようで、お子さんが寄ってきてくれることが多いです。
- 「これ読んで」と手渡された絵本を、お子さんがもういいと言うまで読んであげる親御さん
- 幼児~小学生まで、一人読みするお子さんを咎めるわけでなくそばで見守っている親御さん
幸せなうしろ姿を見せてもらいました。
きっとお目当ての出店者さんがいらっしゃるだろうに、お話を聞くと「(お子さんが)絵本大好きなんです」という方がたくさんでした。
貴重なお時間をありがとうございました。
きっとこれまでも絵本が身近にあって、好きな時に手に取れる環境だったんだろうなぁ。
ミライを考える-SDGsに関連した特別企画-
わたしは、乳幼児期の子育てと絵本についてお伝えしているのですが、今回のイベントは”子どもが主役”という目的があり、もう少し大きなお子さんがお仕事体験をするブースも多くありました。
当サロンを応援してくれている人の中に小学生のお子さんを持つ方も多く、何か参加してもらえる企画ができたらいいなぁと考え『あなたが思う、ミライを考える絵本を持ってきてください』と、SGDsに関連した企画を提案していました。
とはいえ、それだけでは難しいかなとも考えたので、事前にインスタグラムで例えば・・・を紹介しました。
実は
- ア〇パンマン・・・目標②飢餓をゼロに
- はらぺこあおむし・・・目標⑨産業と技術革新の基盤を作ろう(たくさんの言語に翻訳されて世界中で愛されている)
など、小さな人に身近な絵本も、考え方ひとつでミライを考える絵本になるのです。
(普段は、絵本でしつけない、絵本で知識を教えない、と伝えていますが、今回はイベントとして、持っている絵本がどうみれるか、考えるのも楽しいかなと企画しました。)
結果、自分になりに考えて絵本を持ってきてくれたお子さんや、投稿を見てはらぺこあおむしの絵本を持ってきてくれたお子さんがいて、とても嬉しかったです(^^)
持ってきてくれたお子さんにはお菓子と、マル秘プレゼントとして図書カードもプレゼントしました。
ぜひ新しい絵本との出会いに役立ててくださいね♡(どんな絵本を購入されるのでしょうか♪)
前にお話ししてから・・・の、その後の話
「以前にご相談させていただいて・・・」という方も立ち寄ってくださいました。
- あの頃少し心配だったこと、時がくれば落ち着くと聞いて、そのまま読んでいましたが今本当に気にならなくなりました。
- おもちゃを提案していただいて、買ったときに遊んだ後しばらく遊ばなかったけれど、最近〇〇としてまた遊んでいるんです。
こういったご報告、とても嬉しいです(*´꒳`*)
“時がくれば落ち着く”
子育て経験者の人ならうんうん、と思うことかもしれませんが、渦中にいると、もうそれしか考えられなくなる場合もあります。
なんだかとても無責任にも聞こえるけれど、その言葉を信じて、お子さんを信じて、今日まで続けて来られたこと。本当に素晴らしいなと感じました。
気になったときに気軽に話せる専門家。まさにわたしが欲しかった「あったらいいのに」になりつつあれるのかなと嬉しくなりました。ありがとうございました。
絵本屋さんとしてイベント出店することへの葛藤
今回2回目の出店になりましたが、元々絵本屋さんになりたかったわけではありません。販売できること、を公にすることには葛藤がありました。
絵本のある子育ての価値をお伝えするわたしが絵本を売るということ
わたしは、絵本のある子育ての価値がもっと広がって欲しい。わたしと同じく、そのことで救われるお母さんがいると信じているから。そのために、できる範囲で、地域の人、興味を持ってくれた人に学んだことや、絵本のある子育てのちょっと先のお話を小さく伝えてきました。
しかし、絵本を販売できる、ということで
- 思いがストレートに伝わらなくなってしまうのではないか
- 思いとは裏腹に受け取られてしまうことがあるのかもしれない
と、当初販売は慎重に行おうと思っていました。
尊敬する人と、ママからの声で覚悟を決めました
実は、絵本の販売ができるようになって7月で1年。そのなかでいただいた声は
- 「良い絵本を知って、その場で買いたいお母さんはいると思うよ」
- 「本屋さんでは絵本がありすぎてどれを買ったらいいかわからない」
- 「そもそも子どもとゆっくり本屋さんに行けない」
- 「あやちゃんから買ってよかった」
自分を守るばかりじゃなくて、まず一歩、踏み出してみよう。
- 小さな人と一緒でもゆっくり絵本がみれる
- 気に入った絵本があれば購入もできる
- 購入後のお話も気軽にできる
一つ目の声をいただいた、岡山の子育てを応援する専門職としての師匠である森廣美郷さん。森廣さんに、もっと気軽に絵本の専門家と繋がる機会を、と背中を押していただきました。
次回のイベントは岡山市下中野で絵本販売会
場所は、岡山で愛された保育園サニーライオンの跡、森廣さんにとってもチャレンジになるくまの子Sunroomです。
「こんなのもあったらいいな」とお声をいただき、家庭で読まなくなった絵本の交換会も開催したいと思います。はじめての試みなので、絵本ゼロからのスタートです。交換できる絵本がない場合もありますので、その辺りも含めて気軽な気持ちでお越しください(*´▽`*)
お会いできるのを楽しみにしています^^