こんにちは☆岡山県で人見知りママ専門保健師・絵本講師として活動しています三宅あやです。
本日、臨床アロマセラピストのかみやゆきさんとインスタライブを行いました。
今回は、ライブの中でお話したこと「どうして絵本屋さんになったの?」「絵本についてちょっと繊細なあのハナシ」などを、補足を入れながら改めてお伝えしたいと思います。
人見知りママ専門保健師って?
この言葉は、わたしの”地域で活動する保健師”の師匠である森廣美郷さんとのお話のなかで生まれました。
「ママ」って一言で言っても、ママの人数だけ違う生活環境・価値観がありますよね。どんなママでも、新米ママの休憩所が合うわけではないと思っています。
実は新米ママの休憩所って、自宅サロンになる前、4年以上前からあるのですが^^; そのときからベースの思いは変わっていなくて。
- 赤ちゃんと二人きりの生活に戸惑う
- 周りに子育てのことを話せる・相談できる相手がいない
- 一対一でゆっくりと自分の話を聞いて欲しい
- 本当は子育て支援センターに行ってみたいけど、勇気が出ない
そんなママの一歩目になれたらいいなぁと思っています。
元々内気な性格じゃなくても、産後に意味もなく泣けたり、世界が全部敵だらけに見えたり、そんな経験があるママも少なくないんじゃないかなと思います。
ただ、そのあたりのわたしの思いの発信不足で届けたい方に届いていない現状を森廣さんがビシッと見抜いてくださっての今になります。
どうして絵本屋さんになろうと思ったの?
ここの思いを、これまで一切出していなかったので、元々わたしやサロンを知っている人でも「なんで急に!?」って思った人がほとんどだと思います🤣
(自分のなかではしっかりと思いがあるのですが、これからもっとしっかりと伝えていきますね。)
絵本屋さんになろうと思った理由は大きく2つあります。
相談をしてくださった方への責任を持つ
講座や読み聞かせ活動をしていると「どんな絵本が良いですか?」と聞いてもらえる機会が増えました。
本音は「お母さんが読んでいて心地よい絵本だったらなんでもいい」なんですが、とはいえ2017年から絵本を学び、子どもたちとも過ごすなかで、現時点で「これがあれば絵本についてはもう悩まずに安心してほかのことしたらいいよ」って言える絵本に出会いました。(私の価値観100%)
絵本を紹介して、実際に「購入しました」の声を聞くと嬉しくもなるのですが、赤ちゃんを連れての本屋さんはやっぱり大変だと思うし、ア〇ゾンでポチッとできる世の中になったとはいえ、後回しになってしまうケースもあります。
「いいな」と思った絵本を絵本をすぐに購入して、その日からお子さんとの時間に使えたらとてもいいだろうなと考えたのです。
作者や出版社さんへも還元できていることを表す
“絵本を売る”ということは、自分の活動の結果、絵本が親子のコミュニケーションツールになっている家庭が増えていることが作者や出版社へわかりやすく伝わる方法なのかなと考えました。
ここでキーワードになる著作権について、わたしの考えは次にしっかり話しますが、作者や出版社を守りながら活動することを考え抜いたうえでの一つの答えが、自分の手で絵本を届けられること、でした。
▼三宅がどんな思いで家庭のなかの絵本を伝えているか、はこちらの記事に書きました。
絵本を扱う上で切り離せない著作権の話
絵本をメインに扱う活動をするなかで、切っても切り離せないのが著作権です。
著作物を扱う上での葛藤
わたしは、ほかの人をどうこう言うつもりは全くなくて(そんな権利もないし)、自分が気持ちよく活動できるやり方を探して実行してきました。絵本を仕事にしている方の話も聞いたし、疑問が浮かぶたびに出版社のホームページを確認するようにしています。なので、歩みがかなり遅い^^;
でも、そもそも絵本って、幸せな親子の時間を過ごすツールであって、権利ばっかり気にして素晴らしいものを紹介できずに必要な親子の元に届かないって本末転倒だよな、っていうのはずっと思ってきました。
協会に入っていたほうがその辺はスムーズなのかなって思っていたけれど、自分のなかでの譲れないこととのズレが生まれてきて完全に個人での活動を選びました。
(守ってばかりいてもしょうがない!えいっ、って行動するのはめちゃくちゃ勇気がいりますが良かったです。)
ライブ中に親子教室の先生からいただいた質問に、絵本をメインに扱ってそれを目的に人が集まるのと、別の目的で人が集まる中に絵本があるのはまた違うのかなとも思ったりするのですが、これはまたわたしの認識だし、InstagraなどのSNSでは本当にたくさんの人が絵本の紹介をしていますよね。
(出版社や作者の方からご指摘などあればぜひいただけると幸いです)
ちなみに、このブログで絵本の紹介をするときには著作権保護に配慮してなるべく写真ではなく商品ページを利用しています。
著作権って怖いもの?
これまでそんなに深く考えたことがなかった方には「え!そうなの!?」って怖がらせてしまったかもしれません。そんなつもりはなくて、普段好きな絵本をシェアする、とかでそこまで考えている人はまずいないんじゃないかな。(知ったことでハードルが上がりませんように・・・)
きっと間違いないのは、出版社や作者だって「素晴らしい絵本をたくさんの人に手に届けたい」だと思うのです。(だから、たくさんの人がSNSで絵本を気軽に紹介できるんだと思う)
著作権って怖いものじゃないはずだし(そうであれ)、作者や出版社とも良好な関係を築きながら素晴らしいものを紹介して、20年後にもその絵本が家庭にあって、親子で幼いころを懐かしみながら話ができるって、めちゃくちゃ幸せじゃないですか?(書いてて泣けてきた)
だからわたしは、20年後にも家の本棚にあってもおかしくない絵本をメインに取り扱うために、試行錯誤しながらやり方を考えています。
究極は、自分が絵本を書く人になれば自分の著作に関しては利用しやすいと思うのですが、その予定はありません(笑)
ちなみに、先日Instagramのストーリーで上げたのですが、絵本作家のえがしらみちこ先生がご自身の著作についての見解を語られていて。そんな風に明記してくださる先生、有難いですよね。
さいごに
インスタライブについて、補足しながらわたしの思いを綴りましたが、ここまで到達できた方はいらっしゃるのでしょうか🤣この文章を目にしてくだったあなた、本当にありがとうございます。
でも、絵本屋さんになったきっかけも、著作権についても、どこかでは話さないといけなかった大切なこと。普段表していない部分を取り上げてくれたユッキーに心から感謝です。
(いや自分発信で話せ?)
最近、ブログを好きだと言ってくれる人もいて、本当に嬉しい。私自身、文章からその人となりを見たりするので、そういう方とは深く繋がれるのではないかと思ったりもします( *´艸`)
誰にでも届いて欲しいわけじゃない、サロンも絵本も、必要な方に届くような発信をしていきたいと思いました。今後の出没情報も出していくので、ピンと来た方はチェックしてみてくださいね^^