【小学校絵本読み聞かせボランティア】2.3.4.5年生

絵本の読み聞かせ

“誰かに気にかけてもらっている”
そんな感覚を持ちながら子育てできる社会の小さなきっかけに

 

こんにちは、みやけです。

ママ1年目の女性を応援する一方で、わが子の小学校や幼稚園で読み聞かせボランティアに参加しています。

今日は1.2月に小学校で読んだ絵本を紹介します。

■ 記事を書く人
☑小学校読み聞かせボランティア2年目
☑NPO法人絵本で子育てセンター認定 絵本講師
☑”絵本を子育ての味方に” 子どもの心に寄り添う良質な絵本を扱う小さな絵本屋さん

小学校読み聞かせボランティアまとめ

※著作権保護の観点から表紙写真を商品リンクに置き換えてご紹介します。サイトから購入の際は、定価との比較をしっかりご確認ください。

2.3年生への読み聞かせ

所要時間:7分

今日は待ちに待った「だるままつり」の日。

でも、よりによって一緒に行くはずだったさくらちゃんとるりちゃんはケンカ中なのです。

そんな二人に声をかけたのはお店のおばちゃん。

「このだるま、本当は500円なんだけどおおまけのおおまけで200円」

二人が買っただるまは手から飛び出して…穴の中へ!

慌てて追いかけていったら、そこは何とだるまの国。すました顔してみんなの願いを叶えているだるま達、実は知らないところで厳しい修行をしているのだとか。画面狭しと登場するだるま、だるま、だるま。一体どんな修行をするのでしょう。

絵本ナビ みどころより引用

選書理由

今年初めての読み聞かせ。新年らしい、おめでたい絵本を選びました。ほかのボランティアさんのなかにはお正月絵本を選ばれている方もいらっしゃいました。

この絵本はお話が終わったあとのページにオチがあるのですが、フリとオチの間が賑やかなので、それを集団への読み聞かせの時間で気づくのは難しいかもしれません。改めて自分で読む、誰かに読んでもらう機会があればいいなぁと思いながら紹介しました。

みやけ
みやけ

行きて帰りしの王道パターンで子どもたちが楽しめる絵本です。

生徒の反応

2年生は”だるま”を身近に感じる機会があるのか?と思い質問してみました。

  • 知ってるよー!!
  • 家にあるよ!!
  • おじいちゃんの家にある!

予想以上に知っている生徒さんが多く、普段の生活では知ることのできない世界を感じました。

どちらのクラスも最後まで興味をもって聞いてくれていた印象でしたが、展開が早く、一度にくる情報が多かったかもしれません。読み終わった後にも感じきっている生徒さんが多かったように思います。

後日談として…当日の貸し出しがあったようで♡該当クラスのお子さんかはわからないのですが、少しムフフとした出来事でした(*´▽`*)

4.5年生への読み聞かせ

所要時間:6分

雨にとって大切なのは?
草にとって、りんごにとって、空にとって大切なのは?

自分たちの身の回りのものと一つ一つ向き合い、
優しく語るその文章を読みながら、読者はゆっくりと思いをめぐらせます。

そしてその静かな時間を決して邪魔することなく、
それでも印象的で美しい絵が、私たちの形のない思考を助けてくれるのです。

絵本ナビ みどころより抜粋引用

所要時間:4分

くまが、大事なあかい「ぼうし」を探しています。

きつねに聞いて、かえるに聞いて、うさぎに聞いて、へびに聞いて……。あちこち探しました。

……だけど、ちょっとまって!

長谷川義史さんの大阪弁訳と、スリルある結末とのギャップがたまらない、ちょっとドキっとするユーモア・ミステリー。

結末をだれかと話しあいたくなりますよ!

くれよんハウスHPより抜粋引用

選書理由

まだわが子が達していない学年の選書は悩ましく、でも挑戦が楽しみな時間でもあります。

“あなたはあなたのままでいい”というメッセージを込めた「たいせつなこと」と、”ユーモアたっぷり+ちょっと怖い”が面白い「どこいったん」

今回初めて2冊読んでみました。全く違うタイプの2冊の絵本にどんな反応があるか楽しみでした。

「どこいったん」は関西弁で進んでいくため、とても時間をかけて練習しました!自分に所縁のない言葉は、イントネーションに不安があります。以前に、こういった絵本をどう読むか、と相談したときに「下手でもいいからその言葉なりに読んだほうがいい」とアドバイスをいただきました。

みやけ
みやけ

「エセ〇〇弁」という言葉もあり、違和感があったら恥ずかしいかな、なんて思っていましたが、そこはしっかり練習して自信をもって読み切りました。

生徒の反応

  • 関西弁が面白かった!
  • とても聞きやすい声でした。
  • 2つの絵本で読み方を変えていてとても聞きやすくてよかったです。

たいせつなことを読んでいる間、しーん、と集中していた空気が、どこいったんを読み始めると「関西弁じゃん!」と一変。こちらも楽しく読ませてもらえました。

どちらの学年もどこいったんの肝心のオチの部分はしっかり感じ取れている様子で「どうなったんだろう」「〇〇ちゃったんじゃない?」など声が挙がっていました。

多くの先生が、読み終わった後に感想を言う時間を設けられているのですが、4年生も5年生も上記のような感想が出ました。

内容としての感想をすぐに言える必要もないので、練習してよかったー!!という気持ちでいっぱいになりました(笑)

原作との比較も面白い

この2冊は原作が英語の絵本で、翻訳された絵本です。

これから英語の学習が本格化する、もしかするとすでに得意なお子さんもいるかもしれない高学年の皆さんにはこちらも紹介しました。

原書と翻訳の2つを比べるのも楽しみの一つだと思っています。絵本なので比較的簡単な単語やセンテンスで書かれている印象です。

特に「どこいったん」は、謎の秘密が原書で暴かれるかもしれません( *´艸`)

「関西弁の翻訳なんて面白いですね」と担任の先生がおっしゃっていたのも印象的でした。

1年生に準備していた絵本

スマホ・タブレットから試し読み

所要時間:約7-8分

1年生への読み聞かせ予定もあったのですが、息子の体調不良により参加することができませんでした。

以前にも読んだことのある『おにじゃないよ おにぎりだよ』を準備していました。

こちらの記事で紹介しています

節分のイベントをした生徒さんも多かったでしょう。ストレートな行事絵本ではないので、関連絵本として行事のあとに読むのも楽しいかなと思います^^

おわりに

今回は、2年生から5年生までの読み聞かせボランティアについてご紹介しました。

今月をもって、今年度の読み聞かせボランティアが終了しました。2年目になり、生徒さんの前に立つのに楽しみを持てるようになったと思います。

小学生になると読んでもらう経験が少なくなるお子さんも多いでしょう。読んでもらう楽しみを感じてもらい、学校生活の始まりが楽しい気持ちで始まったらいいなぁと、そんな思いを持ちつつ、毎月本を選び、読ませていただきました。

来年も読めることを願いつつ、新しい絵本に出会いたいと思います♪